top of page
2018.png

女性の輝く未来を切り拓くモノ・コト

第3回 女性のあした大賞 2018

003.png
24582365_edited_edited.jpg

2018年 第3回女性のあした大賞は「商品」「サービス」「地域」「2018年トレンド部門」の4ジャンルを選考しました。

 商品部門…女性の生活や暮らしがより助かる、便利になる商品(群)

 サービス部門…女性がココロにゆとりを持ち、癒され、やさしい気持ちでいられるサービス(群)

 地域部門…女性が積極的に参加し輝ける、地域に根ざした活動・取り組み

 2018年トレンド部門…女性視点で仕掛け、その年の話題、注目になった商品・サービス・企画(群)

受賞企業 

サービス部門

(大賞)「365マーケット 食育マルシェ」株式会社VACAVO

(特別賞)「My Little Box」My Little Box株式会社

商品部門

(特別賞)「靴下サプリ」岡本株式会社
(特別賞)「変身カットマスク」パパママカット応援団

地域部門

(特別賞)「LOOP CARE」株式会社リシュラ
(特別賞)「グッデイ」株式会社グッデイ

2018年トレンド部門

(特別賞・ロングセラー)「カウブランド 赤箱」牛乳石鹸共進社株式会社
(特別賞・女性活躍)株式会社デンソー
(特別賞・働き方改革)株式会社スープストックトーキョー

image (6).jpg
2018

2018 WINNERS

第3回 女性のあした大賞 受賞企業発表

大賞

サービス部門

特別賞
特別賞

商品部門

特別賞

​地域部門

特別賞

2018年トレンド部門

大賞

​サービス部門:大賞

365マーケット 食育マルシェ
株式会社VACAVO

株式会社VACAVO
365マーケット 食育マルシェ

代表取締役 長岡康生様(右)、365マーケットメディア編集長 藤田久美子様(中央)

​■ 受賞理由

「365マーケット 食育マルシェ」株式会社VACAVO
食の資格を持つスペシャリストがオフィスに出張し、食育セミナーと産直野菜マルシェを実施するサービス。健康への意識が高まる中、「職場で食について学べる」「他部署との交流が生まれる」「産直野菜が1個50円や無料という福利厚生価格で手に入れられる」といった点が、高く評価されました。食の資格を持つ女性たちの活躍の場としても期待されます。
(HERSTORY REVIEW 2018年4月号掲載)

■ 受賞コメント

このたびは本当に素敵な賞をいただきありがとうございます。
「365マーケット」は食のオタクコミュニティで、野菜、魚、肉、菌…さまざまなジャンルのオタク、そして講師が得意な人が在籍しています。その人たちの活躍の場として、企業に赴いて食育をしていく野菜マルシェ付きの食育セミナーが「食育マルシェ」です。
セミナーでは「どっちが甘いかぼちゃでしょう?」というようなクイズが10分あり、そのあとに野菜を買えるのですが、女性の参加者にはとても人気です。また、在籍する食のオタクも女性が多いです。
働く女性、ママたち、女性が活躍していく社会で、食育マルシェが広がっていったらいいなと思います。本日は本当にありがとうございました。

株式会社VACAVO

代表取締役 長岡康生様(右)、365マーケットメディア編集長 藤田久美子様(中央)

特別賞

​サービス部門:特別賞

My Little Box
My Little Box株式会社

My Little Box
My Little Box株式会社

​■ 受賞理由

パリで話題の化粧品2〜3点とファッション、雑貨などライフスタイルを楽しくさせるアイテムが毎月届くサービス。毎月のテーマと中身は届くまでのお楽しみ。クチコミしたくなるラインナップと、忙しい日々の生活の中で一息ついたりわくわくしたりする「自分へのご褒美」として女性がポジティブになれる点が評価されました。
(HERSTORY REVIEW 2018年9月号掲載)

■ 受賞コメント

素敵な賞を頂き恐縮ですがとても光栄です。せっかくのご招待にもかかわらず出席がかなわず申し訳ございせん。とても光栄なご連絡頂きありがとうございました。引き続き、My Little Boxをよろしくお願い申し上げます。

My Little Box株式会社

マーケティングマネージャー

佐方惟様

特別賞

商品部門:特別賞

靴下サプリ
岡本株式会社

岡本株式会社
靴下サプリ

​■ 受賞理由

シニア向けに発売した商品を働く女性向けにリブランディングした商品群で、「まるでこたつソックス」「うずまいて血行を促すソックス」などイメージが浮かびやすいネーミングとサプリメント風のパッケージデザインで売上が17倍に伸長。働く女性が増加する中、オフィスでの足元の冷えやむくみをサポートしてくれる商品として評価されました。
(HERSTORY REVIEW 2018年3月号掲載)

■ 受賞コメント

素敵な賞をいただきありがとうございます。

靴下サプリは研究開発部門で足元の健康の研究から始まり、靴下を作る機械の開発、技術の開発、製品の設計、原料やパッケージの開発などなど、たくさんのメンバーの思いが詰まった商品なので、それに賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。

女性の悩みに向き合った商品ですが、実は男性向けの商品も出しているので、これからも男女の悩みに向き合いながら真摯に製品開発を進めていきたいと思います。

 

岡本株式会社
商品統括室 ブランドマネジャー
安藤嘉奈子様

特別賞

商品部門:特別賞

変身カットマスク
パパママカット応援団

パパママカット応援団
変身カットマスク

団長 山内義孝様(中央)、団員 沖島美雪様(右)

​■ 受賞理由

親が子どもの前髪を切ることを通じて親子間の交流を深めてほしい、という目的から開発された商品。前髪を切るラインのついたマスクで「ハサミで傷つけない」「子どもが目を開けていられる」といった機能性と、豊富なかわいい絵柄で親も子も楽しむことができ、一般女性の間で高い評価がありました。
(HERSTORY REVIEW 2018年10月号掲載)

■ 受賞コメント

本業は美容業で、前髪カットを失敗して美容室に来る親子が多く、その失敗をなくしてあげたいという思いから始まったものです。

前髪カットを子どもとのコミュニケーションの時間にしていて、けれど失敗してしまったママたちの声をすべて聞き、見える化したのがこの商品です。忙しいママたちが普段はこの商品で子どもの前髪を自宅で手軽にカットして、横や後ろの髪が伸びたときには美容室に来てください、という商品になっていってほしいと思っています。この賞がより広まるきっかけになれば嬉しいです。

パパママカット応援団

団長 山内義孝様(中央)、団員 沖島美雪様(右)

特別賞

地域部門:特別賞

LOOP CARE
株式会社リシュラ

株式会社リシュラ
LOOP CARE

​■ 受賞理由

思い出の服を傘やクッション、アルバムなど新しい形に仕立て直す広島発のサービス。2018年度グッドデザイン賞ベスト100も受賞され、亡くなった親の着物や子どもが小さかったころの服など、タンスの奥で眠っていた服を普段使いできるアイテムに蘇らせる感性とメッセージ性が高く評価されました。
(HERSTORY REVIEW 2017年6月号掲載)

■ 受賞コメント

LOOP CAREは、これまでのリメイクや仕立て直しとは違った工夫を凝らしたサービスです。
もし、よろしければLOOP CAREのサイトを覗いてみてください。
これから私たちがLOOP CAREに取り組んで行くその先に、思い出の服を仕立て直しする人が増えていくことはもちろん、モノを長く大切にすることが良いことであるという考えが広まっていけば嬉しいと感じています。

本日は誠にありがとうございました。

株式会社リシュラ
代表取締役
浜口緑様

特別賞

地域部門:特別賞

グッデイ
株式会社グッデイ

株式会社グッデイ
グッデイ

​■ 受賞理由

北九州を中心に60店舗以上を展開するホームセンター。全店で年間2000回も開催するワークショップの参加者の9割が女性で、モノづくりコーナーでは小学生たちが放課後に工作することも。女性の間にDIYが浸透する中、女性や親子に学び場を提供し、地域の家族に一緒に作る楽しさを広げる活動に票が集まりました。
(HERSTORY REVIEW 2018年7月号掲載)

■ 受賞コメント

グッデイは九州を中心にで65店舗展開し、今年で40周年を迎えます。元々はプロ、大工など男性向けのホームセンターでしたが、数年前から30〜40代の女性をターゲットにしようと動き始めました。
その中で大切なこと、リアル店舗でしかできないこと=体験ではないか?との考えからワークショップを開催しはじめました。今年は夏休みだけで、店舗+店舗以外の施設で1000回ほど開催しました。そういったリアル店舗でしかできない楽しさを提供することで、学べるホームセンターになっています。
社内には女性社員もまだ少ない状況ではありますが、この賞をきっかけに、また新たな方向へ向かえたらいいと思います。
 

嘉穂無線ホールディングス株式会社(株式会社グッデイ)
マーケティング部 広報・宣伝 課長
島村菜見子様

特別賞

2018年トレンド部門:特別賞・ロングセラー

カウブランド 赤箱
牛乳石鹸共進社株式会社

牛乳石鹸共進社株式会社
カウブランド 赤箱

​■ 受賞理由

発売90周年を迎えるロングセラー商品。「女性に洗顔用としておすすめする」という新たな切り口で「#赤箱女子」キャンペーンを実施し、サイトの作り込みがおしゃれでわくわくできる点と、ロングセラー商品を若い女性向けにプロモーションし新たな顧客の開拓に成功している事例として評価されました。

■ 受賞コメント

本日は名誉ある賞をいただきありがとうございます。今年は牛乳石鹸の赤箱が90周年を迎え、そのプロモーションを行いました。赤箱を洗顔に使う女性が増えてきたため、「#赤箱女子」というワードでコミュニケーションをとるキャンペーンや、京都でポップアップショップなどを展開しました。これからも女性のみなさまをはじめ、使ってワクワクする商品を出していくので、よろしくお願いします。

牛乳石鹸共進社株式会社
マーケティング部 部長
上野正雄様

特別賞

2018年トレンド部門:特別賞・女性活躍

株式会社デンソー

株式会社デンソー
株式会社デンソー

新事業統括部 共創推進室 池部久美代様(中央)、河合理恵子様(右)

​■ 受賞理由

グローバルな自動車部品メーカーのバイオ燃料研究から生まれた、藻エキス配合のアロマハンドクリーム「モイーナ」。女性社員が「女性視点を活かすことで新しい価値を創造したい」という想いのもと主体的に立ち上げたプロジェクトが開発を手がけました。本業の資産を女性マーケットに応用し、女性社員活躍の場を創出した点が評価されました。

■ 受賞コメント

特別賞として表彰いただき誠にありがとうございます。私たちドリームプロジェクトは、モノづくりとコトづくりを通じて女性のあしたが輝くように思いをこめて活動しています。草の根から始まった活動が、全社の中で横横断の女性組織として羽ばたいています。デンソーはイノベーション、挑戦というモチベーションが大きい会社です。今後も活動を通じて、多くの女性に勇気を持ってもらえる存在でいたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

株式会社デンソー

新事業統括部 共創推進室

池部久美代様(中央)、河合理恵子様(右)

特別賞

2018年トレンド部門:特別賞・働き方改革

株式会社スープストックトーキョー

株式会社スープストックトーキョー
株式会社スープストックトーキョー

​■ 受賞理由

社会全体で働き方改革が進む中、「働き方“開拓”」と銘打ってスタッフ全員で働き方を模索する株式会社スープストックトーキョー。「子どもが大きかったり自己研鑽のためでも取得できる時短勤務制度」「正社員とアルバイトの垣根を越えて交流する、誰でも発信可能な社内SNS」など、スタッフが一丸となるためのユニークな人事制度が評価されました。
(HERSTORY REVIEW 2018年7月号掲載)

■ 受賞コメント

スープストックトーキョーは来年で20周年を迎える食べるスープの専門店です。お店ができたときから女性のお客様が多く、働いているメンバーもアルバイトを含めると9割以上が女性です。その中で「働き方“開拓”」として始めた人事制度は、働き方や仕事のやりがいを自分たちなりに見直し試行錯誤しながら始めたものです。商品だけでなく働き方も含めて女性が活躍できる場面をたくさん作っていくことが、サービス業、飲食業を変えていくきっかけになるのではと考えています。このたびは素敵な賞をいただきありがとうございます。寒くなってきましたので、ほっとしたいときにはぜひお店にお越しください。

株式会社スープストックトーキョー
取締役
ブランディング本部 本部長
人財開発部 部長
江澤身和様

総評

まず全体を通して、<社会に対してその事業が見えやすく・伝えやすくなっていたか>が大きなポイントです。

応募商品の中には商品・サービスの考え方は素敵なメッセージをいただいていたが、パンフレットやウェブサイト、お客様が実際に見る場面で商品の魅力を伝える力が弱かったところは残念ながら落選となっています。

考えている自分のアイデアがお客様に見えているのか、お客様に届くようにできているのか、といった伝える力が重要になってきています。今回の受賞企業様は、忙しい人がぱっと瞬間的にわかる、魅力が伝わる、シェアしやすい、シェアされた人もわかりやすい、という基準が見られます。

また、二点目の基準としては<モノ+コトのセット>が挙げられます。

コトは近年どこでも使われている言葉ではありますが、より「体験・実感」ができるかが重要です。商品やサービスを通じて自分の生活にどんな体験が生まれるのか、それが家族や友人知人にとってどんな実感が伝わっていくのか?使っていくときの状況、幸せ感につながっていくのか、が女性に対する商品開発や販売のポイントになっていくのではないでしょうか。

オフィスに野菜や惣菜が置かれるというサービスやマルシェ風の八百屋は他にもありますが、その中で大賞の365マーケット様がもっとも評価されたのは、人材面です。この人手不足の中で、食の知識を持っている女性たちが活躍する場としてオフィスに赴き、食に関する知識を提供するというのは総合的に見てこれから必要な事業ではないかと思います。

他の受賞企業も、体験、実感というのがキーワードだったのではないかと思います。

女性のあした大賞 審査委員長
株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役
日野佳恵子

bottom of page